先日、初めて三菱自動車工業の岡崎工場を視察させて頂いた。

7~8年前に浜松のスズキの生産工場を視察して以来である。愛知県の岡崎市にその工場があるが、まずはその前に、岡崎城から八町(約800m)西へ、その昔、八丁村といわれた所で味噌つくりが盛んに行われていたという、八丁味噌の工場で視察を兼ねての昼食をとった。味噌というと白味噌で育ってきたので、文化の違いを感じずにはいられなかった。そこからバスで20分ほど走ると、大きな建物とMITSUBISI MOTORSの看板が見えてきた。建物の手前に来ると広大な社員駐車場があって、みな止まっているクルマは当然ではあるがMITSUBISI製がズラリと並んでいた。

一部の駐車場には一台ずつ後に充電器が備えてあった。バスごと構内に入ってまずは案内された所が、三菱自動車の記念館のような建物で、昔のギャランGTOやパリダカのパジェロやエボリューションなどなど、懐かしいクルマを展示してあった。

その後は塗装工場、組立工場へと案内されて、実際の作業を上の通路から見させて頂いたが、溶接ロボットの動きや、塗装ラインの設備は最新の設備のようだった。しかしながら流れているクルマの7割くらいが左ハンドルであった。
右ハンドルが増えるのはいつになるのだろう・・・・